吉村知事、明石市長の「吉村氏は失格」発言に反論

[ 2021年4月27日 16:06 ]

大阪府の吉村知事
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 大阪府の吉村洋文知事が27日、大阪府庁での囲み会見で、前日に兵庫県明石市の泉房穂市長が吉村氏を「有害」「失格」と痛烈に批判した発言に対して言及した。

 泉市長は26日、新型コロナウイルス感染抑制のために個人の自由を制限する法整備が必要とすると23日に語った吉村氏について、「病床が確保できていないのに、私権制限など政治家の責任放棄で、失格だ」と酷評。「知事がやるべき仕事は、まず病床確保。確保に約1年間努力をしてこなかった知事のせいだ」と述べ、「吉村知事は有害だ。辞めてほしい」とぶちまけた。

 この批判への受け止めを聞かれた吉村氏は「病床確保は一生懸命努めていきたい」と冷静に応じたが、「僕は私権制限については、議論すべきと思う」と反論。「諸外国では感染を抑えるために一定程度、個人の自由を制限する法令がある所も多い。日本ではタブー視されているが、感染症対策として社会の安全を守るためにそれが適切なのか。きちんと逃げずに議論すべき」と持論を展開した。

 私権制限について「反対意見があるのは当たり前で、明石市長のようなご意見もあると思います」と泉氏の意見も受け止めたが、「個人の自由は守られるべきと分かった上で、感染急拡大の時には必要という考え方。タブー視して議論しないのは本当にいいのか?」と疑問を投げかけた。

 病床確保に努力してこなかったという泉氏の意見には、「どういうことをしてきたかは全て、記者会見で発信してきた。その評価はお任せします。きょうも含め、確保に動いている。兵庫の病床状況は分かりません」と淡々と語った。

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