“サウナ市長”辞意 市庁舎に家庭用持ち込み、パワハラ疑惑も

[ 2021年4月27日 05:30 ]

 記者会見で辞職する意向を表明する大阪府池田市の冨田裕樹市長
Photo By 共同

 大阪府池田市の冨田裕樹市長(44)は26日、記者会見し、辞職する意向を表明した。市庁舎への家庭用サウナ持ち込み問題やパワハラ疑惑を巡る市議会調査特別委員会(百条委員会)での追及を踏まえ「一連の騒動のけじめと責任を取るために市長を辞職させていただく」と述べた。

 辞職時期については、新型コロナウイルス対応を優先し「高齢者へのワクチン接種が行き届いたとき」とした。27日の市議会臨時会で冨田氏への不信任決議案が提出される予定だったが「可決されれば選挙になり、市民や高齢者を危険にさらすことになる」と話し、市議会に配慮を求めた。

 証人喚問で虚偽答弁したとして、百条委が刑事告発する方針を示したことに対しては見解を述べず、5月にも説明の場を設ける考えを示した。「池田社会の停滞を招く『闇』との闘い」と書かれたフリップを持ち出し、市政の課題について持論を展開する場面もあった。

 百条委は今月まとめた報告書案で、市長としての資質に著しく欠けるとして冨田氏に辞職を要求し、応じない場合は「不信任決議が相当」と結論付けた。

 冨田氏は2019年4月の市長選で大阪維新の会の公認候補として初当選。問題発覚後の昨年11月に離党した。辞職意向に関し、大阪維新の会代表の吉村洋文大阪府知事は「応援した責任はある。こういった状況になったのはおわびしたい」と府庁で記者団に語った。

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