小池都知事がSTOP!路上飲み 見回り“別動隊”出動もパフォーマンス止まり?

[ 2021年4月17日 05:30 ]

小池都知事
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 東京都の小池百合子知事は16日の定例会見で、新型コロナウイルス禍で新たな問題になっている“路上宴会”について都の職員らが注意していく考えを明らかにした。

 「特に若い人が集まって外で飲み会をしている。繁華街や週末に人の多く集まる場所でチラシを配るなどして注意喚起していく」と説明。路上飲みしている集団を見かけた場合は「注意しますよ。当然」と述べた。都によると、飲食店の感染対策状況をチェックする「見回り隊」とは別のチームを組織するという。

 路上宴会は、歓送迎会シーズンと飲食店の時短営業が重なったことで、店が閉店する午後8時ごろから駅前や公園で目立つようになった。中にはボトルや缶に入った酒の回し飲みをするケースもあり、クラスターが発生した事例もある。この日夜に行われた1都3県の知事によるテレビ会議でも、都県民に路上飲みの自粛を求めるなど危機感を共有した。

 東京都では新たに667人の感染者が報告され、16日連続で前週の同じ曜日を上回った。第4波への緊張感が日増しに高まる中、まん延防止等重点措置が23区と6市で適用されて初めての金曜日を迎え、夜には“別働隊”が池袋駅(豊島区)周辺で感染症対策への協力を呼び掛けた。「感染力の強い変異株に注意」などと書かれたプラカードを掲げながら路上を練り歩き、駅近くの公園では路上飲みをしていた人にチラシを配った。

 ただ、見回りのコースから外れた別の公園では午後9時ごろになると、100人ほどが“路上飲み”で盛り上がるなど、効果には疑問符がついた。男性3人組は「これは2次会。時短営業を守らずにやっている店には行かずこうして広いところで飲んでいる」と、正当性を主張した。

 都の担当者は「あくまでお願いベース」と説明。事業者への要請と異なり法的根拠もないという。別働隊は、手が尽きかけてきた小池氏が繰り出した、苦し紛れのパフォーマンスにとどまりそうだ。

 ≪ほど遠い12万店見回り≫「徹底点検 TOKYOサポート」プロジェクトと題した「見回り隊」は重点措置の適用を受けて結成されたもの。職員ら約20人でスタートしているが対象は飲食店だけで約12万店と膨大だ。約100人の非常勤職員を急募するなど今後は200人態勢を構築する。だが抜き打ち検査で6月末までに数万店を見回るのがやっと。全店のチェックが終わる時期は見通せていない。

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