吉村府知事、立民・枝野代表にブチ切れ 生放送で「効果上がらなければ辞職もの」指摘に反発

[ 2021年4月4日 05:30 ]

大阪府の吉村洋文知事
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 大阪府の吉村洋文知事が3日の大阪・読売テレビ「あさパラS」の生放送で、立憲民主党の枝野幸男代表にブチ切れた。

 政府は吉村氏の要請を受け、大阪府に新型コロナウイルスの「まん延防止等重点措置」を5日から適用。枝野氏が2日に「予定の効果が上がらなければ内閣は総辞職、府知事も辞職ものだ」と発言したことについて番組内で「そこまで言われる筋合いがあるのか」と声を荒らげた。

 自身と枝野氏とでは「責任」の重さが違うと指摘。「現場で社会経済の責任を預かって、なんとかバランスをとりながらやっていかないといけないのが知事だ。枝野さんなんてその責任も負わず、国会議員の給料を2000万円ぐらいもらって、ボーナスも満額でしょ」と、昨年は2回で約630万円の満額が支給された国会議員の期末手当(ボーナス)を引き合いに出し批判。「退職金ゼロ、給与3割カット」を公表している自身の報酬を念頭に置いたとみられる。

 普段は冷静な話しぶりが目立つ吉村氏は怒りが収まらない様子で「直接討論しますよ。立憲民主党の代表を辞めて、知事選挙を一緒にやりましょうよ」と挑発までした。

 2人の舌戦は先月28日に始まった。その応酬からは、非自民同士の次期衆院選などをにらんださや当ても透けて見える。枝野氏は日本維新の会の副代表でもある吉村氏と、やはり「まん防」が適用される宮城県の、自民党出身・村井嘉浩知事に「(感染拡大の)責任は重たい」と矛先を向ける。

 これに対して吉村氏は、感染状況が厳しい兵庫、沖縄両県について枝野氏が言及していないと指摘。両県はそれぞれ反維新の井戸敏三氏、旧民主党出身の玉城デニー氏が知事を務めている。吉村氏は「コロナをうまく政治利用している」と納得がいかない様子だった。

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