米アラバマ州で受刑者へのワクチン接種がスタート 12日から6000~7000人が対象

[ 2021年4月2日 11:34 ]

 米南部アラバマ州の矯正局は1日、州内にいる受刑者に対して希望者に限り4月12日から新型コロナウイルスのワクチン接種を実施すると発表。これまでは刑務官ら職員だけが刑務所での接種対象だったが、受刑者もその中に含めることになった。

 AP通信によれば、1万7000人の受刑者がいるアラバマ州ではこれまでにスタッフ3人を含む66人が刑務所内での感染で死亡。1万人当たりの死亡者数は米国内では6番目に高く、6000~7000人の受刑者に対してワクチンを接種する運びとなった。

 アラバマ州ではこれまでに51万6000人が感染して1万553人が死亡しているが、感染者は3月から減少傾向にあり、3月31日の新規感染者は408人。これはここ2週間の平均では35%減少していた。

 全米ではここまで全人口の30%に相当する9960万人が少なくとも1回の接種を終え、2回目の接種を終えた人は16・9%の5600万人。変異ウイルスの影響もあって1週間平均の感染者数は2週間前と比べて5万4973人から6万4029人に増えているが、死亡者は3月17日時点の1220人から940人に減少している。

 ただしアラバマ州と同じ南部のフロリダ州では1日に6790人の感染が判明して69人が死亡。6000人を超えたのは3月4日以来、28日ぶりで、陽性率(6・41%)も6日連続で6%を超えるなど、ワクチン接種が進んでも感染者数がなかなか減らない状況が続いている。

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