デンマークの現代アートの補修中に作業員が急死 展示場所での死者は最近5年で3人目

[ 2021年3月25日 08:13 ]

 デンマーク中部のヘアニング市の現代美術館が所有している彫刻作品「エリア」の補修を行っていた作業員が23日に急死。この作品は直径60メートルの半球状のドームの上に高さ32メートルの4本の円柱がそそりたっているが、その最上部付近で作業をしていた46歳の男性が円柱内部に吊り下がっているところを発見された。

 AP通信によれば、地上でクレーン車を動かしていた別の作業員がこの男性と無線連絡がとれなくなったことから異変を察知。“救出活動”はクレーン車をもう1台使って行われたが、現場で医師によって死亡が宣告された。警察当局は事故なのか病気なのか死因については把握できておらず、捜査は継続中と見られている。

 「エリア」はスウェーデン出身でデンマーク在住の彫刻家、イングバル・クロハマー氏(73)が2001年に完成させた作品。しかし地元メディアによれば死者が出たのは今回が初めてではなく、2016年には21歳の男性が半球状のドームから滑落して死亡し、同じ年に同様の事故で女性も命を落としたために安全確保のためのネットが作品の周辺に設置されていた。

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