聖火リレー中止検討、島根県知事 政府にコロナ対応強化直談判へ「早く行きたい」

[ 2021年2月20日 05:30 ]

記者会見する島根県の丸山達也知事
Photo By 共同

 島根県の丸山達也知事は19日の記者会見で、東京五輪聖火リレーの中止意向を表明した自身の意図に関し、政府や自民党側に近く直接説明する考えを表明した。「政府に新型コロナウイルスの感染拡大防止の対応力強化をお願いに上がりたい。できるだけ早く行きたい」と述べた。厚生労働省や農林水産省、地元選出の国会議員らの訪問を想定している。

 中止意向の表明に対して、竹下亘元総務会長(衆院島根2区選出)が18日「不用意な発言だ。知事を呼んで、注意をしないといけない」と不快感を示した。竹下氏には、ネット上などでは「パワハラでは?」「何を注意する?」「自分の土地だと思ってるのか」など批判が相次いだ。丸山氏は竹下氏の発言については「悪意に受け取る必要はない」と語った。竹下氏とも面会する意向という。

 県庁には19日午前までに電話だけで435件の反響が寄せられ、担当者によると「多くは知事を応援する意見」と県民の支持は厚いようだ。島根県の聖火リレーは5月15、16日に予定されている。

 他県の知事からも反響があった。滋賀県の三日月大造知事は一定の理解を示し「強い問題発信として政府や東京都にも受け止めてほしい」と話した。

 島根県は全国で唯一、新型コロナ感染死ゼロ。感染者数も他県に比べれば少ないが、飲食店などは利用客の減少で打撃を受けている。緊急事態宣言の対象地域でないため、飲食店に営業時間短縮を要請しておらず、国からの協力金が給付されないなど苦しい状況にある。丸山氏は会見で「扱いの差を埋める対応をお願いしたい」と話している。

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