高齢者、ワクチン接種に不安 英アストラゼネカ製、65歳以上に推奨せず

[ 2021年1月30日 05:30 ]

 ドイツの専門家で構成するワクチン委員会は28日、英製薬大手アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンについて、18~64歳に限り接種を推奨する方針を明らかにした。重症化のリスクの高い65歳以上の高齢者は、有効性評価の「データが不足している」という。

 同社は同日、高齢者にも効くことを示す試験結果があると反論。同社製ワクチンは同じ英国のオックスフォード大と開発。一方、米ファイザーはドイツのバイオ企業ビオンテックと共同開発しており、熾烈(しれつ)な企業間競争が背景にあるとみる向きもある。

 日本はアストラゼネカと6000万人分の供給を受ける契約を締結。そのうち、1500万人分は3月までに輸入される予定だ。

 欧州連合(EU)がベルギーに生産拠点を置くファイザー製ワクチンの囲い込みとも取れる規制に着手、安定供給が不安視される中、高齢者の間でアストラゼネカ製ワクチンの接種控えの動きでも生じれば、日本全体の接種計画に大きな影響を及ぼすのは必至だ。

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