トランプ大統領“勝手に退任式” 礼砲21発、軍楽隊も登場 最後まで“らしさ”全開

[ 2021年1月21日 05:30 ]

 4年の任期を終えたトランプ米大統領は20日午前(日本時間同夜)、ワシントン郊外の空軍基地で“勝手に退任式”を開いた。終了後には、空軍基地から大統領専用機エアフォースワンで別荘のあるフロリダ州へ。新旧大統領が同席することが慣例の新大統領就任式を、事前に表明していた通り欠席。現職の欠席はアンドリュー・ジョンソン以来、152年ぶりの珍事で、最後までトランプ節を貫き首都・ワシントンを去っていった。

 式典は21発の礼砲も発射され、軍楽隊が登場するド派手なセレモニーとなった。家族や集まった支持者を前にした演説で、トランプ氏は「この4年間で成し遂げた仕事は素晴らしいものだった」と述べ、経済再建や新型コロナウイルスのワクチン開発など実績を自画自賛。最後には「この国の未来はより良い未来になる。新政権の成功を祈っている」とバイデン新大統領にエールを送ったものの「素晴らしい土台を引き継ぐことになるのだから」と皮肉を込めた。続けて「何らかの形で必ず戻ってくる。すぐに再会しよう」と締めくくり、4年後の大統領復帰の可能性を示唆。メラニア夫人と手をつなぎ専用機に乗り込んだ。

 17年の劇的な就任劇以降「米国を再び偉大に」のスローガンを掲げて政策を推し進めてきたトランプ氏。退任前日の19日に発表したお別れのビデオ声明では自身の実績をひたすら列挙。自身の支持者らによる連邦議会襲撃事件により首都ワシントン中心部には多数の州兵や装甲車が展開したが「党派間の憎しみを超えなくてはならない」と訴えた。襲撃事件については「我々が米国人として大切にするもの全てへの攻撃で決して許されない」と人ごとのように語った。

 任期満了ギリギリのタイミングで最側近だったバノン元首席戦略官ら73人に恩赦を与え、70人を減刑したと発表。保守層に支持されるバノン氏の恩赦により右派を取り込み、4年後の大統領選へ向け、影響力維持に動いたとの見方が流れた。

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