TVでおなじみ医師、脅迫被害…コロナ拡大の「責任取れ」カッターの刃送付、中傷貼り紙

[ 2021年1月21日 05:30 ]

 新型コロナウイルスに関する情報を積極的にテレビ番組などで発信している倉持仁医師が院長を務める宇都宮市の「インターパーク倉持呼吸器内科」に、カッターの刃が送付されるなどの嫌がらせが相次いでいることが、20日までに分かった。倉持医師から相談を受けた宇都宮南署は、脅迫の疑いも視野に捜査している。

 倉持医師によると、カッターの刃は14日に茶封筒に入って病院に郵送され、文章などは同封されていなかった。翌15日に宇都宮南署に相談したことをツイッターに投稿して警告したが、17日早朝には病院入り口のポールに医師と病院を中傷するような貼り紙がされているのが見つかった。ノートをちぎったとみられる白い紙で「テレビに出ないで下さい。コロナが拡大したのは、インターパーク内科がTVに出たため、責任とって下さい」と書かれていた。

 倉持医師はスポニチ本紙の取材に「正しい感染防止策や、医療の現状を知ってもらおうと努めているのに残念。私は脅迫にひるんだり、テレビ出演を控えるなど、負けるつもりはないが、病院の職員の中には怖がっている人もいる。職員は朝から夜まで一生懸命診療しており、それを妨げる行為に怒りすら湧いてくる」と語気を強めた。

 貼り紙で、自身のテレビ出演が感染拡大の原因と指摘された点については「論理的ではなく、腹いせのような感情的なものを感じる」とした。

 病院には、昨年から「勝手なことを言うな」という趣旨のメールやはがきが複数届いていたという。その中には「新型コロナの感染拡大によって経済的に困窮している」と書かれたものもあったため「今回もコロナ禍で苦しい状況にいる人が思わず八つ当たりしてしまったり、苦しい状況があるなら、伝えてほしい」と語った。「私がそれをテレビで発信するなど、建設的な方向に持っていくことができるかもしれない。攻撃的になっても何も解決しないですから」と話した。

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