テレワークで「サイレントうつ」…“緊急事態”にならないようケアを

[ 2021年1月18日 05:30 ]

リラクセーション技法
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 1都3県に発令された緊急事態宣言に合わせ、政府が出勤7割減を目指してテレワークを強く推奨する中、運動不足やストレスによる精神面のケアの必要性が求められている。自身に起きた異変を周囲へ伝えることができない「サイレントうつ」への懸念が専門家の間で浮上している。自宅で快適に働くための予防策を探った。

 政府や東京都が「出勤者7割削減」の旗印のもとで強化するテレワーク。メリットも多い一方、浮き彫りになっている課題が精神面のケアだ。

 約400人全員がリモートワークを行う「ニット」(東京都品川区)が警鐘を鳴らすのは「サイレントうつ」だ。テレワークの場合は直接顔を合わせることがないため、精神が不安定な人がいても機微を捉えにくい。本人も周囲に伝えられず状況が悪化し、突然音信不通になるケースがあるという。秋沢崇夫社長(39)は「まずはテレワークに不向きな人がいることを念頭に置いてほしい。その上で管理者が意識してこまめにコミュニケーションを取るように心掛けてほしい」と語った。

 「座りすぎ」にも落とし穴が潜む。公益財団法人明治安田厚生事業団体力医学研究所によると、1日12時間以上座っている人は6時間未満の人と比べてメンタルヘルスが3倍悪い。「テレワーク環境を整えることが心身の健康維持につながる」とされる。

 テレワーク時の健康管理を支援するエムステージ(東京都品川区)によると、ストレスケアのために「リラクセーション技法」が効果的という。同社の産業保健師石倉恭子氏は「血流の向上や代謝をよくすることが大切」とする。ストレスは体内の免疫力を低下させるため、新型コロナ禍では特に細心の注意が必要という。

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