「ふざけんなよ」社長発言サイゼリヤに“支援の輪” ネット上では「よく言った」「応援しよう」

[ 2021年1月15日 05:31 ]

サイゼリヤ(撮影・河野 光希)
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 西村康稔経済再生担当相が「昼間も不要不急の外出自粛をお願いしたい」と“ランチ自粛”のような発言をしたことに、ファミリーレストラン大手サイゼリヤの堀埜(ほりの)一成社長が「ランチがどうのこうのと言われました。ふざけんなよと」と怒りの声を上げた。堀埜氏の発言に14日、ネット上で「よく言った」「サイゼリヤを応援しよう」「食べに行く」などと“支援の輪”が広がった。

 緊急事態宣言で飲食店に午後8時までの時短営業が要請されているが、西村氏は12日の会見で「昼間のランチはリスクが低いということではない」などと話した。これに、翌13日に開かれたサイゼリヤの決算会見の場で堀埜氏が厳しい口調で非難した。

 サイゼリヤは、緊急事態宣言が発令されている首都圏の1都3県全ての店舗で午後8時までの時短要請に応じている。しかし、東京都で要請に応じた店舗に対して支払われる、1日あたり6万円の感染拡大防止協力金は、都政負担が大きいことなどを理由に中小企業や個人事業主などに限られており、大手飲食チェーンには支払われていない。一方で神奈川県や千葉県など他県では最大6万円が支払われている。東京だけ除外されている現状に業界関係者は「店舗数も多く、家賃などのコスト面でも負担が一番大きい地域なのに」と不満を口にしている。

 大手飲食チェーンが中心となって加盟する日本フードサービス協会によると、飲食業に携わる人は全国で約468万人。担当者は「都心部では、ファミリーレストラン1店舗あたりパートやアルバイト30~50人が携わっている。店を閉めると大手のほうが多くの人に影響が出てしまう」と話した。堀埜氏も「恐ろしいのが大手がつぶれること。大手にも(補助を)広げてほしい。そうじゃないとシャレにならないことが起こるよと」と訴えた。

 サイゼリヤは、着けながら食事ができるマスクを提案するなど企業努力を重ねてきた。それでも20年9~11月期の連結業績は減収減益。純利益は前年同期比8割減の2億5000万円。ネットでは「それでも大手は個人経営に比べればいいはず」の声もあるが、都にはより広い視野での対策が求められる。

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