東京“夜の街”に再び時短要請 「判断が遅すぎる」書き入れ時を前に店からは恨み節

[ 2020年11月29日 05:30 ]

「くればわかる」を営む宇畑智由美さん
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 東京都の“時短要請”に、対象となった酒類を提供する飲食店やカラオケ店の経営者たちは、一様に不満を募らせた。都では28日も新規感染者が561人報告され、入院中の重症患者は前日より6人増えて67人となり、緊急事態宣言解除後の最多を更新。全国でも新規感染者が2684人、重症者も440人でいずれも過去最多を更新した。深刻度は増す一方だが、書き入れ時を前にした要請に店からは恨み節ばかりが漏れた。

 新宿・ゴールデン街で奄美の郷土料理が食べられるバー「くればわかる」を経営する宇畑智由美さん(72)は、閉店時間を午前2時から午後10時に変更。歌舞伎町近辺の飲食店主らでつくる「新宿の灯を守る会」の代表でもあるだけに「小池知事には夜の街新宿としてさんざんやり玉に挙げられて客足が大きく落ち込んだ。これからって時にまた時短。踏んだり蹴ったり」と怒りを爆発させた。

 新橋の居酒屋「根室食堂」を営む平山徳治代表(48)は時短要請には応じるものの「忘年会シーズンの直前に(要請)されて頭にきている。判断が遅すぎる」とあきれ顔。11月の予約は11件中9件がキャンセル、12月の予約は現段階でゼロ。従業員も13人から5人に減らした。40万円の協力金は「何の足しにもならない。8月は170万円の赤字。時短になれば8月より赤字が増えるだろう」とため息をついた。

 東京都は今後しばらくの間、都庁舎やレインボーブリッジのライトアップを時短要請に合わせ午後10時に消灯するという。いらぬパフォーマンスに対する店主たちの怒りの声が聞こえてきそうだ。

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