東京都、警戒度を最高レベルへ どうなる忘年会シーズン…飲食店は悲鳴

[ 2020年11月19日 05:30 ]

東京・浅草の仲見世通りをマスク姿で歩く人たち
Photo By 共同

 新型コロナウイルスの感染者は18日、国内で新たに2203人が確認され、最多を更新した。2000人を超えるのは初めて。これまで最多だった14日の1735人を大きく上回った。東京都でも過去最多の493人が報告された。都は4段階で示している警戒度について最高レベルの「感染が拡大している」に1段階引き上げる方針。19日に有識者らを交えて開くモニタリング会議での分析を踏まえ最終判断する。

 東京都の新型コロナウイルス感染者数が過去最高となり、都が警戒度を最高レベルへ引き上げる見通しとなった。苦境にあえぐ都内の飲食店からは「いつまで続くのか」と落胆の声が聞かれた。渋谷区の居酒屋経営者は「ただでさえ忘年会に期待できないのに、12月を前に休業なんてたまったもんじゃない。飲食店を殺す気か?」と嘆いた。部下と仕事帰りに東京・渋谷の居酒屋を訪れた30代会社員男性は「こうなってしまったら明日以降はなかなか店に行きづらい。今日で飲み納めになるかも…」と肩を落とす。

 浅草の仲見世商店街で土産物店を家族で営む山村珠江さん(69)は「休業を要請されても営業短縮でも、今と大した差はない」と話した。

 《回し飲みNG、手指消毒徹底を》忘年会シーズンも間近。飲み会で感染を防ぐにはどうすればいいのか。国立感染症研究所によると、飲み会では換気不良の個室で密な状態となったケースや、席移動や回し飲みで感染した報告があったという。特に店員からではなく、客同士での感染が目立つのが特徴。同研究所はマスク着用や手指の消毒の徹底のほか、ほかの客との距離を空けること、風邪の症状があれば飲み会に行かないこと、容器・食器の共用を避けることなどを推奨している。店側にも密にならない客席レイアウトを求めている。

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