米国で「タッパー」が特需 新型コロナの影響で史上空前の「巣篭り需要」

[ 2020年10月30日 10:07 ]

 日本で「タッパー」として知られている家庭用プラスチック容器を製造、販売している米タッパーウェア・ブランズ社(本社・フロリダ州キシミー)が、“特需”に見舞われていることが29日に明らかになった。

 AP通信が報じているもので、28日に同社が公表した直近の第3四半期における純利益は前年同期比の4倍増となる3440万ドル(約36億円)。新型コロナウイルスの感染が社会問題化している期間に、ネットフリックス、アマゾンといった企業と同じように業績を急速に伸ばした。

 同社はここ6年ほど業績が低迷していたが、新型コロナウイルスの感染拡大で多くの人が外食を控え、自宅で料理を作ることが“日常”となり始めた4月ごろから売り上げが急増。残り物を入れるための必要不可欠な必需品としてとらえられるようになり、料理のガイドブック同様に爆発的な売り上げを見せるようになった。

 これを受けて3月に1ドル前後で推移していた同社の株価は29日に32ドルにまで急騰。第3四半期における売上高4億7720万ドル(約501億円)は市場関係者の当初の予想の30%増となっている。

 タッパーウェア・ブランズ・コーポレーションは1946年にアール・タッパー氏がマサチューセッツ州ボストン郊外のグラフトンに設立。密閉性が高い高級な容器として「タッパーウェア」が商標登録され、会員制の販売方法で全米の家庭に広がっていった。

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