シカゴの飲食業の室内サービスが禁止 新型コロナの“第二波阻止”に向けて州知事が決断

[ 2020年10月28日 08:55 ]

 米イリノイ州のJ・B・プリツカー州知事(55=民主党)は27日、全米3位の270万人の人口を抱えるシカゴ市のレストランやバーなどにおける室内でのサービスを30日から禁止すると発表した。AP通信によれば同州ではこの日、4000人の新規感染者が出て46人が死亡。入院患者は1カ月前よりも86%ほど増え(2758人)、集中治療室で治療を受けている患者(595人)と人工心肺を装着している患者(241人)もそれぞれ70%ほど増えたため、緩和策を一転させて“第二波襲来”を防ぐための厳しい措置が取られることになった。

 保健当局は「3月ほどの流行ではない」としながらも、プリツカー州知事は「無視できない状況になってきた。アクションを起こさなかったら春よりもひどい事態になりかねない」として、前日にはシカゴ郊外のクック郡など6つの自治体でも同じ措置を取っていた。

 シカゴ市内では店舗の室内での飲食が禁止になるほか、25人以上が一度に同じ場所に集まることもできなくなるため(もしくは施設の収容人数の25%まで)、多くのイベント開催などに影響が出るのは必至。同市にはNFLのベアーズ(現在5勝2敗)が本拠を置いており、ホームでのレギュラーシーズンはあと5試合残しているとあって、スポーツ界にも影響が出てくる可能性が高まってきた。

 イリノイ州の新型コロナウイルスの累計感染者数は38万2985人で9568人が死亡。感染者数は8月から再び増加傾向に転じ、10月に入ってその数が急増していた。

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