渋谷区長「ヴァーチャル渋谷」で“おうちハロウィーン”期待

[ 2020年10月23日 05:30 ]

 東京都渋谷区の長谷部健区長は22日、記者会見し、来週のハロウィーン対策について説明した。

 今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止が最大の課題で、区公認の仮想空間「バーチャル渋谷」内でのイベント開催が目玉となる。長谷部区長は「実際に渋谷に来なくても、渋谷に対する愛情を深めて頂きたい」と呼び掛けた。

 「ヴァーチャル渋谷」は、スクランブル交差点から道玄坂まで約400メートルの街並みを3DCGで再現した空間。利用者はアバターを使って散策や、他の参加者とチャットなどができる。会員制サイト(SNS)の「クラスター」を使い、パソコンやスマホを使って誰でも無料参加できる。

 仮装もでき、大きなカボチャの前で記念撮影ができるフォトブースでは、NHKの人気キャラクター、チコちゃんやドーモくん、人気VTuberのミライアカリも登場予定。賞品付きの仮装コンテストも行われる。

 オンラインのライブイベントも盛りだくさんで、26日にきゃりーぱみゅぱみゅ、29日にBiSHなどのライブを開催する。

 ただ、実際に渋谷に来る人の数を抑制できるかは未知数で、長谷部区長は「普段(ハロウィーン)で暴れるような人たちが、これで渋谷に来るのをやめるかというと難しいだろう。ただ、渋谷から何か新しい価値を作っていきたい。コロナでポジティブなものを作っていくことが重要」と力を込めた。

 「ヴァーチャル渋谷」は今年5月にオープン。コロナ禍に新たなエンターテインメントを提供するプラットフォームとして期待を集めている。人気アニメ「攻殻機動隊」とのコラボイベントでは、約5万人が参加した。

 なお、一般社団法人未来デザインの担当者によると「ヴァーチャル渋谷は、いくらたくさんの人が来ても、混雑して身動きがとれなくなることはない」という。目視できるアバターの数を制限しており、一定の人数を超えると見えないようになっている。

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