ゆうちょ銀行、不正引き出し被害計6000万円に 18日から3倍近くに膨らむ

[ 2020年9月25日 05:30 ]

 ゆうちょ銀行は24日、提携するNTTドコモの「ドコモ口座」など7つの電子決済サービスを悪用した貯金の不正引き出しが約380件、計約6000万円(いずれも22日時点)に拡大していることを明らかにした。被害の件数と金額は18日時点から3倍近くに膨らんだ。キャッシュレス決済とひも付いた銀行口座から本人が知らないうちに預貯金が引き出される被害は、公表ベースでゆうちょ銀が最大。

 不正な出金は18日時点で137件、2205万円だったが、今回は2017年7月までさかのぼった顧客の被害の申し出などを加えて集計。判明分の380件については10月末までの補償完了を目指す。これとは別に銀行側の調べで、約600口座で不審な取引が疑われている。ゆうちょ銀は決済サービスに登録している顧客約550万人に対し、被害の有無を確認するよう求めており、被害はさらに増える可能性がある。都内で会見に臨んだ池田憲人社長は不正出金が相次いだ問題に対して「公表が遅れてお客さまに多大なご迷惑、ご不安をお掛けしたことを深くおわびする」と謝罪した。

 ゆうちょ銀を巡っては、SBI証券の顧客6人の口座から1億円近くが、偽造した本人確認を使って不正に開設された同行などの架空口座に出金される問題も発覚。これを受け、ゆうちょ銀は不正な口座開設を防ぐために手続きを厳格化した。

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