コロナは空気感染か インフルよりも強力 特に室内はリスク高く 米疾病対策センター「簡単に拡散する」

[ 2020年9月22日 05:30 ]

 米疾病対策センター(CDC)は21日までに公式サイトで、新型コロナウイルスに関して空気感染し得るとの見方を示した。「エアロゾル」と呼ばれる空気中に漂う微粒子を介して広がると説明。米紙ワシントン・ポスト(電子版)は「CDCは専門家が長い間主張してきたことを認めた」と伝えた。

 CDCは「新型コロナの広がり方」というページ内で「感染者のせきやくしゃみ、歌唱、会話などで発生する飛まつが空気中に漂う微粒子(エアロゾル)を介して拡散する可能性がある。他の人が吸い込んだり、約6フィート(1・8メートル)以上の距離を移動した可能性を示す証拠が増えている」と説明。新型コロナは空気感染性のウイルスに含まれ、「人から人へと非常に簡単に拡散する。インフルエンザより感染力が強いようだ」とした。

 飛まつは1回のせきで約3000個、くしゃみだと約4万個発生するとされる。CDCは「換気の悪い室内が特にリスクが高い」と注意を促している。空気感染の他、1・8メートル以内の飛まつ感染および接触感染が主な感染経路としている。

 改めて感染力の強さが浮き彫りになった新型コロナ。日本でも感染再拡大に備えて一層の警戒が必要となる中、朗報も舞い込んできた。

 治療薬候補アビガンの臨床試験(治験)に必要なデータ収集が今月中旬に完了したことが21日判明。富士フイルムホールディングスはデータを解析中で、有効性や安全性が確認できれば承認申請する。承認されれば国内3例目で、多くの医療機関で使用できる可能性がある。アビガンはインフルエンザウイルスの増殖を抑える効果があり、新型コロナに対しては初期、中期症状を緩和する効果が期待されている。

 世界の累計感染者数は3000万人を超えており、収束の兆しは見られない。コロナ対策はまだまだ予断を許さない状況が続く。

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