小池都知事 菅新首相と和解演出?コロナ対策&五輪課題「共に乗り越えたい」連携姿勢を強調

[ 2020年9月17日 05:30 ]

菅義偉新首相、小池百合子都知事
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 菅義偉首相の就任を受けて、自民党時代から不仲が取り沙汰される東京都の小池百合子知事が早速歩み寄り始めた。

 小池氏は16日、政府の2021年度予算案で新型コロナウイルス対策強化などに関する協力を求めるため、自民党東京都連に所属する国会議員や都議らと都内で意見交換した。16年の都知事選で都連を「ブラックボックス」などと批判し、対立。同年に知事に就任以来、文書による協力要請を続けており、面会形式は初めてとなった。

 自民党では小池氏と不仲が取り沙汰される菅氏が新総裁に就任。都連と小池氏の対立関係も長く続き、関係改善を模索する双方の動きとして注目を集めそうだ。

 小池氏は菅内閣発足に「まずは新政権の誕生をお祝い申し上げたい」と述べた。新型コロナウイルス対策や東京五輪・パラリンピック開催などの課題に関しても「都としても共に乗り越えたい」と連携姿勢を強調した。

 小池氏と菅氏の遺恨は深いとされる。発端は12年総裁選。直前まで「安倍支援」で菅氏らと歩調を合わせていたが、土壇場で風が吹いていた石破氏の応援に回った。永田町関係者は「菅氏は“小池は信用できない”と恨み節が止まらなかった」と振り返る。

 16年に小池氏が知事に就任して以降も都議選や衆院選、五輪施設整備費用などで激しく対立。最近もGo To トラベルを巡って火花を散らしたばかりだ。「東京除外」を主導した菅氏が「小池氏が(都外への)外出自粛を求めたから」と言えば、小池氏も「国の方でよーくご判断されたこと」と嫌みたっぷりに言い返した。

 ただ、この日の歩み寄りに政界関係者は「小池さんらしい動き」と感心。「来年の都議選、五輪への協力を菅・自民にアピールするとともに、自民へ返り咲いて首相を再び目指す布石にするのでは」との声も都政関係者の間で上がった。

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