26歳母親はしご酒 6歳と3歳の姉妹を炎天下のBMW車中に15時間放置して死なせる

[ 2020年9月5日 05:30 ]

35度に4時間車を放置した際の車内温度
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 香川県警は4日、高松市内で車に女児2人を放置し、死なせたとして、保護責任者遺棄致死の疑いで母親の無職、竹内麻理亜容疑者(26)=高松市=を逮捕した。女児2人は3日午後、意識不明の状態で見つかり、搬送先の病院で熱中症の疑いで死亡。県警によると、竹内容疑者は前日夜から2人を車内に残したまま、市内の繁華街の飲食店を数軒はしごして3日明け方まで酒を飲む姿を目撃されていた。

 当初は、猛暑の中、不注意から幼い姉妹が熱中症になった事故と思われていたが、調べを進めていくうちに、実は母親が子供を約15時間放置して死なせた、とんでもない“事件”だったことが分かった。

 亡くなった2人はいずれも幼稚園児の真友理ちゃん(6)と妹の友理恵ちゃん(3)。逮捕容疑は2日午後9時ごろから3日午後0時40分ごろまでの間、乗用車内に2人を置き去りにし、死亡させた疑い。車種は白色のBMWで、車内には飲みかけの水が残ったペットボトルや、食べかけのパンが入った袋があった。3日の高松市の最高気温は、9月としては観測史上最高の37・6度を記録していた。

 竹内容疑者がはしご酒をしている様子は目撃証言で確認され、子供を連れていない姿も周辺の防犯カメラに写っていたという。竹内容疑者は2人がぐったりしていることに気がつき、3日午後0時40分ごろに119番通報。その直前に駐車場から路上に車を移動させていた。駆け付けた消防士や警察官には「持病で2時間ほど車を離れてトイレに行った」と説明していたが虚偽とみられる。

 県警では目撃情報があった明け方から、通報した午後までの容疑者の足取りは捜査中。4日午後、司法解剖した結果、2人の死因は熱中症による脱水症状などだった。竹内容疑者は黙秘している。

 竹内容疑者は夫と娘2人の4人家族。夫は現場には同行しておらず、県警は「どこにいたかは明らかにできないが、違う場所にいたことは確認できている」と任意で夫からも事情を聴いている。虐待やネグレクトの情報は、県警と高松市の児相では確認できていない。県警幹部は「長時間の置き去りが認められ、逃亡、自殺を図る恐れもあった」ため逮捕したと説明している。

 《車内は50度以上に》35度の気温がある時に4時間放置した車内の温度が50度以上になることが実験で判明している。日本自動車連盟(JAF)が公式サイトで公開している「ユーザーテスト」によると、高温防止対策をしていない黒色の車両は最高57度、白色の車両は52度になるという。竹内容疑者の車両は白色だったが、実験では放置から30分で車内温度が40度を超え、2時間後には50度に達した。

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