ワクチン接種は毎年必要?コロナ再感染「世界初確認」 異なるウイルス遺伝子で 抗体は時間とともに減少

[ 2020年8月26日 05:30 ]

 新型コロナウイルスに感染歴のある香港の男性が4カ月後、欧州を旅行し再び感染したと香港大のチームが24日までに論文にまとめた。1度目と2度目ではウイルスの遺伝子の配列が異なっていた。チームは新型コロナ再感染を遺伝子の分析から確認した初の事例と主張している。

 チームは感染で作られる抗体は「時間がたつと減少する」としている。抗体ができたとしても、再度感染リスクがあることが判明。インフルエンザのように、ワクチン接種が毎年必要になる可能性を指摘している。

 再感染した男性は33歳で、1度目は3月下旬に感染が判明。入院したが軽症で4月半ばに退院した。8月半ばに英国経由でスペイン旅行から香港に戻った際、空港での検査で再感染が分かった。症状はなかった。

 この報告について、WHOで新型インフルエンザ対策に従事した医師の村中璃子氏は「新型コロナに感染したからといって再感染を必ずしも防ぐものではないことなど、これまでに唱えられてきた仮説の傍証であるが、1例報告につき拡大解釈には注意する必要がある」とした。

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