どら焼きから物々交換を重ねユニクロTシャツに 銀座もの繋ぎプロジェクト「“銀座の街”で遊んで」

[ 2020年8月11日 14:33 ]

もの繋ぎプロジェクト100回目を記念してユニクロ トウキョウで銀座の街が描かれたボードを手渡した斉藤大地さん(右から2人目)と高橋信雅さん(右)
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 銀座のどら焼きが物々交換を100回重ねて、ユニクロによるオリジナルデザインTシャツ販売へと広がった。

 1922年創業の老舗和菓子屋「木挽町よしや」の斉藤大地さん(34)とアーティストの高橋信雅さん(47)が11日、東京・銀座のユニクロ トウキョウを訪れ、銀座の街並みを描いたボードを担当者に手渡した。このデザインをプリントしたTシャツが14日から同店限定で販売される。

 斉藤さんは、新型コロナウイルスで客足が減った銀座の店舗や企業の商品を物々交換して互いの魅力を発信し合う「もの繋ぎプロジェクト」を4月にスタート。店のどら焼き8個から始まり、イタリア料理店のワインや落語家の手ぬぐいとつながり、日産自動車など大企業にも賛同の輪が広がった。

 この日は、物々交換の99回目となった高橋さんが描いた銀座の街並みのデザインがユニクロに贈られ、100回目が無事つながった。

 斉藤さんは「当初は30回ぐらいつながればと思っていたが、これほど広がるとは」と感慨深い表情。「まだまだ銀座の通りには人が少ない。歩行者天国が先が見通せることはこれまでなかった」とコロナ禍の影響は少なくない。それでもプロジェクトを通じて「関わったお店や企業同士が御礼の電話をし合ったり新しい交流も生まれている。銀座の絆を実感した」と手応えを口にした。

 ユニクロ トウキョウで販売されるTシャツ(税抜1990円)は店内の端末から希望者が注文する仕組み。銀座の街並みが描かれたデザインに加え、80を越える協賛企業のロゴもプリント可能。もの繋ぎプロジェクトの刺繍も入るという。ユニクロ トウキョウの中野加奈さん(38)は「プロジェクトに参加することで地域と関わることの大切さを改めて実感した」と笑顔。デザインを手掛けた高橋さんは「組み合わせは無限にある。こういう時だからこそ、“銀座の街”で遊んでほしい」と呼び掛けた。

 売り上げの一部は、銀座全体の自治組織「全銀座会」に寄付される。

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