花咲徳栄 吹奏楽部が甲子園に届けた“リモート応援”YouTube配信に大反響

[ 2020年8月11日 05:30 ]

2020年甲子園高校野球交流試合   花咲徳栄3―1大分商 ( 2020年8月10日    甲子園 )

リモートで音色を届けた花咲徳栄・吹奏楽部のメンバー(撮影・岸 良祐)
Photo By スポニチ

 埼玉県加須市にある花咲徳栄では、甲子園のスタンドに行けなかった吹奏楽部が“リモート応援”でチームの大分商(大分)撃破に貢献した。校内のホールに1年生から3年生までの部員88人が集結。おなじみの応援曲「アフリカン・シンフォニー」や「さくらんぼ」など約30曲を、大型モニターに映し出された試合中継を見ながら演奏。

 リモート応援はYouTubeで配信し、全国5万人以上が視聴。顧問の川口智子教諭は「こんなに野球の応援を応援してくださる人がいるなんて。感動しました」と驚いた。

 実は吹奏楽部も“甲子園”という目標を失っていた。「全日本吹奏楽コンクール」が新型コロナウイルスの影響で中止になったのだ。そんな中で野球部の応援は新たな目標でもあった。主将でチューバを担当する3年生の大平裕太さん(18)は「演奏で目に見えない力が甲子園に届いたと思います」と胸を張った。「(こういった応援は)もしかしたら最初で最後。応援に携われてうれしかったし、中心としてやらせてもらったことに感謝しかない」と、全てを出し切ったという笑顔。主砲・井上朋也主将から「リモートで応援することは知っていた。自分たちの応援を一生懸命してくれたので感謝したい」というメッセージが届いていることを知ると、恥ずかしそうに喜んだ。

 校内の別室では、生徒によるパブリックビューイング(PV)も実施。会場には吹奏楽部の演奏が流れた。バトン部も参加した。新型コロナ感染拡大防止のため踊って跳ねてのパフォーマンスは封印し、着席で上半身だけを使ったチアリーディングでエール。例年の甲子園アルプススタンドに負けない盛り上がりを見せた。

続きを表示

この記事のフォト

「三浦春馬」特集記事

「薬物問題」特集記事

2020年8月11日のニュース