宝塚歌劇団でクラスター 新たに7人感染で計11人に 星組東京公演でも出演者1人陽性

[ 2020年8月7日 05:30 ]

花組公演「はいからさんが通る」でクラスターが発生した宝塚大劇場
Photo By 共同

 宝塚歌劇団は6日、兵庫・宝塚大劇場で2日から上演を取りやめていた花組公演「はいからさんが通る」で、新たに出演者ら7人の新型コロナウイルス感染が確認されたことを発表した。同歌劇団関係者の感染確認は4日に発表された4人と合わせて計11人となり、兵庫県はクラスター(感染者集団)が発生したと判断した。

 またこの日、東京宝塚劇場で上演中の星組公演「眩耀(げんよう)の谷~舞い降りた新星~」「Ray―星の光線―」でも、自主的に実施したPCR検査で出演者1人の感染が確認され、7日から当面の間公演を中止すると発表した。この出演者は5日にPCR検査を受け、6日に陽性が判明。無症状だった。

 兵庫で新たに感染したのは出演者5人、スタッフ2人。いずれも3日にPCR検査を受け、5日に陽性が判明し、軽症または無症状という。スタッフ計3人は観客に接する業務には従事していなかった。同公演の出演者73人、スタッフ164人の計237人は順次PCR検査を受けており、結果待ちの1人を除く残り225人については陰性が確認されているという。

 県のクラスター発生との判断を受け、歌劇団は「皆さまにご不安とご迷惑をおかけし、深くおわび申し上げます」と謝罪。今後は保健所の指導を受けながら、濃厚接触者の調査や宝塚大劇場内の消毒などを行う。「お客さまに安心して観劇いただけるよう、いま一度感染防止対策を見直していきたい」とした。

 同舞台は、花組新トップスター柚香光(ゆずか・れい)の大劇場お披露目公演。コロナ禍で延期となり、先月17日に約4カ月遅れで開幕したばかりだった。歌劇団では感染防止のため、舞台音楽はオーケストラから録音に切り替え、出演者は起床時に検温し申告。2人以上の会食も禁止するなど徹底した管理を行ってきた。

 公演は9月5日までだが、歌劇団はすでに8月16日までの中止を決定。17日以降の公演について「現在は未定」としている。大阪・梅田芸術劇場での宙組公演は、予定通り公演を継続するものの、念のため、全出演者のPCR検査を進めている。

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