屋外でも油断大敵!!バーベキューでコロナにご用心 トングの使い回しが危ない

[ 2020年8月4日 05:30 ]

 新型コロナウイルスの全国的な感染再拡大に伴い、新たな感染経路としてバーベキュー(BBQ)が挙げられるケースが増えている。屋外レジャーで3密にはなりにくそうだが、思わぬ落とし穴が潜んでいた。

 福岡県を拠点に活躍しているお笑いコンビ土居上野の上野聖和(32)が同県内で10人でBBQを楽しみ、7月2日になって感染を確認。一緒にBBQに参加した50代女性看護師も感染した。7月28日から30日にかけては、茨城県水戸市で20代男性2人と30代男性3人の計5人の感染が相次いで判明。5人は7月中旬に約10人で市外でBBQを開催していた。今月1日には、都内でBBQを楽しんだ5人が全員、陽性であることが分かった。

 日本バーベキュー協会(東京)の担当者は「今の状態はどこで過ごしても感染のリスクはある。バーベキューが殊更に感染を拡大させているわけではない」と前置きした上で「密室ではなく、外だからということで、気が大きくなっている可能性はある」と話した。屋外で開放的になり、さらにお酒も手伝って、大声での会話となり、結果的に飛沫(ひまつ)が増えるという。

 ウイルスは熱に弱い傾向があり、厚生労働省もウイルス対策の一つとして「80度の熱水に10分間さらす」ことを推奨。まきや炭で焼くBBQなら“熱殺菌”も完璧と思いきや、危険度が高いとみられるのがトングの使い回しだ。入れ代わり立ち代わり“焼き係”が交代すると、トングの持ち手を媒介に感染が広がるリスクが高くなる。人数分のトングを用意するのも一つの方法だが担当者は「各自が衛生手袋をすれば安全です」と指摘した。直箸などもってのほかなのは言うまでもない。

 皿やコップの使い回しも厳禁。どのコップが自分のものか分からなくなるパターンは誰もが経験していることだけに、フェルトペンで名前を書いておくのもお勧めだ。遠出する場合は、途中で立ち寄るサービスエリアなどでの感染防止対策も忘れてはいけない。「詰め込み型の施設も避けるべき」(担当者)だそうで、ビアガーデンをBBQ場に転用したようなスペースの狭い会場は注意が必要。海でも山でも自宅の庭でも…コロナ対策なきBBQは“ハイリスク”になりかねない。 

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