九州豪雨、ごみ処理「人手が足りない」コロナ対策で支援者受け入れ進まず

[ 2020年7月12日 05:30 ]

 九州各地を襲った豪雨の被災地では11日、雨が降り続けた地域もあり土砂災害の危険にさらされながらの捜索や復旧活動となった。福岡、熊本両県を中心に特別養護老人ホームなど高齢者向けの99施設が被災してうち約9割で浸水や停電、断水などが続いている。九州の死者は計65人。

 熊本県人吉市の災害ごみ置き場では水に漬かった畳やマットレスなどを荷台いっぱいに載せたトラック数十台が列をつくった。これまでの災害では週末に全国からボランティアが駆け付けたが今回は新型コロナウイルスの感染防止のため、各自治体では県内の参加者に限定する動きもある。大分県日田市の天ケ瀬温泉街ではボランティア13人が旅館「小松屋」の泥をかき出した。参加した梅山忠信さん(79)は「一日でも早く片付けたいが人手が足りない」と話した。

 人手不足の一方、ボランティア初心者には熱中症や破傷風のリスクも伴う。元自衛隊幹部は「安全靴に革の手袋。肌の露出は極力控える。1時間に10分休息を取りケガをしたら看護師にすぐ消毒してもらうこと」と指摘。災害ごみ処理にも細心の注意が必要となる。

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