沖縄米軍基地内でクラスター発生、61人感染…米国流行“強毒コロナ”日本上陸も警戒

[ 2020年7月12日 05:30 ]

 沖縄県の米軍基地内で、新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生した可能性が浮上した。県は11日、米軍関係者の新型コロナ感染が7~11日にかけて計61人に上ったと、米側から報告を受けたと明らかにした。

 玉城デニー知事は記者会見で「報告内容に衝撃を受けた。極めて遺憾。感染防止対策に強い疑念を抱かざるを得ない」と批判した。米独立記念日の7月4日前後には、米軍関係者が夜の繁華街やビーチでのパーティーを楽しんでいた情報があるという。玉城氏は、参加者のうち体調不良になった県民は医療機関に相談することを呼び掛けた。「基地の過重負担を押しつけられている苦しみだと国はしっかり捉えてほしい」と訴えた。

 今後懸念されるのは、米国で流行する“強毒コロナ”の日本上陸だ。欧米の被害が深刻な理由に、ウイルスの違いを指摘する声がある。各国の研究チームは、新型コロナが変異を繰り返す中で感染力や毒性を高めているとの分析を報告している。米ロスアラモス国立研究所などは、初期に発見された型より「3~5倍の感染力がある」との研究結果を発表した。

 地域によって流行する型が違う可能性も報告されており、欧米の新型コロナは、日本よりも毒性が強いとの見方が強まっている。

 それを実証するかのように米国では10日、過去最多の新規感染者が確認され、その数6万7000人以上。9日も6万2000人以上と報告され、3日連続で過去最多を更新している。6月は1日当たりの感染者数が平均2万8000人程度で、ここに来て増加ペースが再加速している。

 11日の日本国内の新規感染者数は385人。感染の再拡大が懸念されるが、米国とは2つも桁が違う。米軍基地で拡大中のウイルスが“米国型”だとすれば、日本に深刻な第2波が襲来する恐れもあり、厳重な警戒が求められる。

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