小池氏“伸び悩み” 「新しい選挙モデル」動画約80本配信も半数が再生回数1000回以下

[ 2020年7月5日 05:30 ]

東京都知事選2020

 任期満了に伴う東京都知事選はきょう5日に投票、即日開票される。選挙戦最終日の4日、各候補は最後まで支持を訴えた。現職の小池百合子知事(67)は新型コロナウイルス対策を理由に、6月18日の告示日から一度も街頭に姿を見せなかった。オンライン選挙運動として約80本の動画を配信したが、再生回数は他候補に比べて低調だった。

 小池氏は都内の感染者が3日連続で100人を超えたことを受け、内閣府へ出向き西村康稔経済再生担当相と対応を協議した。防災服姿で「不要不急の他県への移動はご遠慮いただきたい」と都民に訴えた。選挙戦最終日もコロナ対応に当たる姿勢をアピールした形だ。

 17日間の選挙戦は3密を避けるため「街頭には立たない」と宣言し、実際に屋外で一度もマイクを握ることはなかった。「新しい選挙モデルを示す」とオンラインでの選挙運動を宣言し、インターネットの動画配信やSNSを活用。自宅からの生配信では愛犬を公開したり受験生の悩み相談やファッションに関する質問などを受け付け親近感を演出した。

 ただ、他候補の動画に比べると反応は薄かった。顕著だったのはYouTubeだ。小池氏は告示日の6月18日に公式チャンネルを立ち上げ、これまでの登録者は約1400人。登録期間が異なるため単純比較はできないが、他の候補者が期間中に主に活用したチャンネルでは、れいわ新選組(山本太郎氏=45)約17万5000人、小野泰輔氏(46)約4000人、宇都宮健児氏(73)約3400人で後れを取った。動画は都内62区市町村向けなど約80本をアップして、再生回数の平均は約1350回。1000回に満たない動画が半数ほどだった。

 他候補が街頭でマイク納めをした午後8時ごろに再び動画をアップして“最後のお願い”。コロナ対策、4年間の都政運営、政策などについて「オンライン選挙を通じてできる限り発信した」とし「私の声は届きましたでしょうか」とカメラにほほ笑みかけた。基礎票は固めきっており安定した戦いを進めたが、都民の本当の期待度はYouTubeの再生回数並みに低いかもしれない。

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