市民芸術祭「アートパラ深川おしゃべりな芸術祭」11月15~23日に開催

[ 2020年6月29日 15:15 ]

「アートパラ深川おしゃべりな芸術祭」の拠点となる富岡八幡宮
Photo By 提供写真

 世界初となる“障がいのある人のアートで街全体を美術館にする”市民芸術祭「アートパラ深川おしゃべりな芸術祭」が、東京・江東区の深川エリアで11月15~23日に開催されることになり、このほど東京都庁および同区文化センターで記者会見が行われた。

 イベント主催者で、同芸術祭実行委員会・上田欽一委員長は「この町に住み、働く人たち60人以上が集まって、立ち上げた市民芸術祭です。障がいなどさまざまな理由で、まだ世の中に知られていないアーティストに光を当て、アートの力で人々を引き寄せ、おしゃべりを楽しみ、お互いを認め支え合い、共に生きる社会を目指したい」と、世界に類のない価値を生む芸術祭として、深川の街に根付かせ、継続させていきたいとあいさつした。

 同芸術祭の主役は「全国障がい者アート公募展・第1回アートパラ深川大賞」で入賞したアート作品で、今月20日から7月31日まで応募の受け付けを開始した。

 同芸術祭をプロデュースする東京工芸大学教授の福島治氏は「15年前に障がいのある人が描くアートに出合い、とりこになってから、大学の研究テーマとして、障がいのある人のアートやものづくりを探求してきました。この公募展ではそうしたいまだ秘められた才能の持ち主たちを発掘し光をあてたいと思います」と、全国公募展を実施する意義について熱い思いを話した。

 さらに、福島氏は「スペシャルアドバイザーにコシノジュンコさん、全国公募展の審査員に作家の林真理子さんや俳優の別所哲也さんなど、障がいのある人のアートを色眼鏡で見ることなく、新たな魅力や価値を発見し、社会に伝えることができる方に審査をお願いしました」と、豪華なメンバーが同芸術祭を応援することも発表した。

 11月15日の開催初日には、富岡八幡宮でコシノジュンコ氏らが出席してオープニング式典を開催するほか、全国公募展のアートパラ深川大賞作品の発表や、アート絵馬を描いた子どもたちが担ぐ「みんなのアート絵馬神輿」は同芸術祭のシンボルとしてイベントを盛り上げる。

 さらに、イベント開催期間中に、七福神巡りの発祥地でもある深川七福神の各寺社に巨大なアート絵馬を設置するほか、ご利益のある深川七福神巡りをしながら、アート鑑賞もできる街歩きなど、多彩なイベントを準備している。

 ▼林真理子氏 江戸の文化の中心になった下町、その中でも深川は、人々に親しみと同時に敬意を抱かせる土地でした。いくつかの人気のある神社仏閣があったからです。ジンジャブッカク、リズミカルないい言葉です。神社もお寺も区別せず、まとめて敬って清らかにさせていただこうという心は、今の多様性に通じるものがあると思います。そんな深川で繰り広げられる障がい者の方々によるアート展をずっと楽しみにしてきました。創作の過程でご苦労があっても、芸術表現において、ハンデキャップは全く関係ないはずですから。

 ▼コシノジュンコ氏 アートパラ深川のスペシャルアドバイザーとして協力させていただきますコシノジュンコです。江戸の名残がある深川の町にアートによる文化の花を咲かせましょう。個性ある障害者の人たちのアートです。開催は下町の地元民の人たちです。たくさんの方がぜひご覧いただけますようよろしくお願いいたします。

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