都知事選より熱い!?女性5人立候補の都議補選 国政選挙並みの強力助っ人集結

[ 2020年6月27日 05:30 ]

天風いぶき(右)の街頭演説の応援に駆けつけた、宝塚時代の同期生・朝風れい(左)
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 “五つ巴”の女の戦いだ!東京都議補選(7月5日投開票)が26日、告示され、都内4選挙区で候補者らが第一声を上げた。中でも北区は女性候補ばかり5人が1議席を争う構図で注目を集める。同日投開票の都知事選では実現しなかった「小池百合子知事VS自民党」の代理戦争が勃発。このほか主要政党が公認候補の応援に強力な助っ人を初日から送り込み、国政選挙さながらの熱気を帯びている。

 小池氏が特別顧問を務める都民ファーストの会公認で出馬した天風いぶき氏(35)はJR赤羽駅で第一声。元タカラジェンヌで小池氏の秘書を約5年半務めたことから、前日に激励の電話を受けたことなど距離の近さを強調。敵陣営の批判は避け「小池知事と東京大改革2.0を進めたい」と「小池印」を前面に押し出した。

 今回の都議補選は女性候補5人による戦いに加えて、都知事選では実現しなかった「小池氏VS自民党」の代理戦争としても注目を集める。自民党は、地元で区議4期13年を務めた山田加奈子氏(49)を擁立。同氏はこの日、区議としての実績を踏まえ「地域に寄り添った政治が必要だ」と訴えた。

 自民は都知事選を巡っては自主投票としているが、この都議補選は党本部を挙げて小池氏に力を見せつけるつもりだ。2017年の都議選で惨敗を喫し、小池都政に対する少数野党の立場に追いやられた。さらに3カ月半後の衆院選でも小池氏が新党を率いて瞬間的に旋風を巻き起こした。その再来に党中枢は警戒感を強めており、安倍晋三首相までもが23日の党役員会で「必ず勝たないといけない」とハッパをかけた。この日も新型コロナ対応の最前線に立つ西村康稔経済再生担当相や丸川珠代元五輪相が駆けつけ、議席奪還および“小池潰(つぶ)し”への執念が透けた。

 国政選挙さながらに総力を挙げるのは他の陣営も同様だ。日本維新の会公認の佐藤古都氏(32)は報道陣に「(党副代表の)吉村洋文大阪府知事も全力で応援をしてくれている」と説明。新型コロナ対応でいまや世論調査の「次の首相」にも名前が挙がる吉村氏の勢いにも乗り、無党派層への浸透を図る。立憲民主党や共産党など野党が共闘する「筆談ホステス」斉藤里恵氏(36)は「多様性が認められる社会をつくる」と約束。街頭では立民の蓮舫副代表らもマイクを握った。

 ほとんどの陣営が一様に「絶対に負けられない」と位置づける女の戦い。都内で新型コロナの新規感染者数が再び拡大傾向にある中、選挙戦に力が入るあまり聴衆が密集する場面も見られた。“密”は厳禁だが、熱気に欠ける都知事選に代わって濃密な9日間の戦いの火ぶたが切られた。


 《N国・新藤氏「若者の声届ける」》NHKから国民を守る党推薦の新藤加菜氏(27)は告示2日前に立候補を表明しポスター撮影などの準備が追いついていない状況だ。「ゆづか姫」として動画配信業をしており「若者の声を届けていく」と訴えた。

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