東京アラート発動!第2波!?新規感染34人、都庁がレインボーブリッジが赤く染まった

[ 2020年6月3日 05:30 ]

東京アラートが発令され、赤くライトアップされた東京都庁
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 東京都の小池百合子知事は2日、新型コロナウイルス対策本部会議で、感染拡大の兆しがあるとして、警戒を呼び掛ける“東京アラート”を初めて発動した。同日、感染者が新たに34人報告されたことを受け、決断した。30人以上となるのは5月14日以来、19日ぶり。1日に休業要請緩和のステップ2に移行したばかりだが、都民に対しては接待を伴う飲食店など“夜の街”への外出自粛を再び呼び掛ける。

 新たな感染者34人との報告を受けた小池氏は、思わずのけ反って驚いたという。そして“東京アラート”を発動したことに関連し「いっそう外出を、特に夜の街へのお出掛けを控えていただくことなどをお願いする。特に夜の繁華街など3密のリスクの高い場所には十分、注意をしていただきたい」と訴えた。2日午後11時から都庁舎とレインボーブリッジが赤くライトアップされ、都民に注意喚起を促した。

 この日の新規感染者34人のうち18人が20~30代の若い世代で、8人が夜の街関連の感染者だった。感染経路不明は12人。多数の感染者が出ている武蔵野中央病院(小金井市)は新たに入院患者ら15人の感染が分かったと発表し、このうちの13人がこの日の都の新規感染者に含まれた。都のモニタリング指標のうち「感染経路不明者の割合」が50%、「週単位の感染者増加比率」が2・15と、いずれも休業再要請の数値に到達。だが、新たな感染者数(週平均)が16・3人で、再要請の目安である50人には満たなかったため、前日に移行したステップ2は維持された。小池氏も「感染防止と経済社会活動との両立を図りたい」と述べた。

 都内の感染者数は5月23日に2人まで減少したが、25日の緊急事態宣言解除後は再び増加傾向に転じた。2日までの1週間で確認された感染者114人のうち、約3割の32人が夜の繁華街で接待を伴うホストクラブやガールズバーなどの従業員や客だった。

 都によると、ここ1週間で判明した夜の街関連の32人のうち、約半数は新宿エリアの飲食店関係者だという。中には、緊急事態宣言が発令中の5月中旬ごろに、20~30人を集めて行われた誕生日パーティーでクラスターが発生し、7人の感染者が確認された。新宿・歌舞伎町に通う女性は「私の知っているホストは女性客に“今こそ真の姫の力の見せどころ”と言ってお金を落とさせている。コロナ前より繁盛していると話してましたよ」と苦笑いを浮かべた。

 小池氏は「ステイホーム週間が終わった後の増加ということだと思う。院内感染と夜の街の対策は明確な課題なので、しっかり対応したい」と危機感をあらわにした。当面は、ステップ2の状況は変わらないが、“東京アラート”とともに、第2波の足音が忍び寄っている。

 《歌舞伎町の同業者ため息》新宿・歌舞伎町のバーのマスターは夜の街の新宿エリアから感染者が目立つ現状について「緊急事態宣言下から深夜まで営業しているキャバクラやホストクラブがあった。罰則がないからそういう店に限って混んでいて心配だった」とため息をつく。ほかの飲食店主も「休業要請を守っていない店から感染者が出ているとしたら腹立たしい」と憤慨していた。

 ▼りんくう総合医療センター倭正也感染症センター長 現状は緊急事態宣言中の感染状況が報告に反映されているとみられ、宣言解除後の緩みを考えると、今後感染者はさらに増加する可能性が高い。今警戒を促すのは妥当な判断だ。

 ▽東京アラート 東京都内で新型コロナウイルスの感染が再拡大する兆しがある場合、都が発表して警戒を呼び掛ける独自の政策。休業要請緩和に使用された7指標の数値に目安を設け、医療態勢なども考慮して発表するかどうかを判断する。さらに感染が拡大した場合は再び休業要請に進む。アラート発動中はレインボーブリッジが赤色にライトアップされる。

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