渋谷に若者が戻ってきた!「109」約2カ月ぶり営業再開 東京で休業要請緩和“ステップ2”に移行

[ 2020年6月2日 05:30 ]

「SHIBUYA109」が営業を再開し、正面入り口の前で列を作る買い物客ら(撮影・白鳥 佳樹) 
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 新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言が首都圏と北海道で解除されてから1週間となった1日、東京は休業要請緩和のステップ2に移行した。感染第2波防止のため入念な対策を実施しながら、映画館や商業施設など幅広い業種で営業が再開された。

 約2カ月ぶりの再開となった東京・渋谷のファッションビル「SHIBUYA109」では開店に先立ち、従業員らが店頭で医療従事者らに感謝の拍手。

 午前11時、列を作った客約20人が、検温や消毒をして館内に入り、ピンクの制服を着たインフォメーションデスクの女性係員がフェースシールドを着用して出迎えた。マスクを着けていない客が入店を断られる場面もあった。エンタテインメントマーケティング戦略部の荒川真梨さんは「若い世代に輝いてもらうために、安心安全を確保した上で楽しい時間を提供するのが我々の使命」と営業再開に胸をなで下ろした。

 出入り口は1階正面の1カ所に制限され、各店舗には飛沫(ひまつ)防止のビニールカーテンが設置された。フェースシールドや手袋の着用は各店舗の判断だが、ソーシャルディスタンスの徹底は必須。試着室も密にならないよう配慮がなされ、化粧品売り場では口紅などのテスターが撤去された。荒川さんは「入場者をカウントして、密になりそうな数値の場合には入場を制限させていただきます」と複雑な表情。換気やトイレ清掃の回数も大幅に増やしたという。

 東京では20代以下の若者の感染者数が増加傾向にある。学校帰りに立ち寄ったという横浜市在住の女子高生(16)は「今まで週1くらいで来ていた。コロナは怖いけど、都内の高校に通学しているから(感染リスクは)あまり変わらないかなと思った」と淡々。豊島区に住む女性(20)は「通販だと詳しいところが分からない。こうやって外で買い物できるのは楽しい」と素直に喜んだ。

 この日、JR渋谷駅では、埼京線のホームが従来の場所から北へ約350メートル移動。山手線と並んだ新ホームの運用が始まり、ハチ公改札や南改札と直接行き来が可能になった。さいたま市から来たという女性(21)は「109には月に2回くらい来る。実際に見た方が欲しくなりますね」と“近くなった”渋谷を満喫していた。さらに利便性の高くなった渋谷がにぎわいの回復を目指す。

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