南太平洋に多数の“ヨット難民” 航行中に新型コロナの感染が拡大 行き場を失う

[ 2020年5月29日 13:32 ]

 タヒチ島など1000を超える島々で構成されている仏領ポリネシアに、行き場を失っている550艇のヨットが停泊を続けていることが明らかになった。AP通信が報じているもので、米国から父の夢をかなえてあげようと両親を乗せて世界一周の旅に出たクリステン・パンクラッツさん(28)が操る「アメージング・グレース号」は、タヒチ島の港に到着してすでに4週間以上が経過。出発したのは3月で、パナマ運河を通過したあたりから新型コロナウイルスの感染が世界各地に広まり、立ち寄れる港が次々になくなっていった。

 パンクラッツさんは「最初は感染の多い米国にいなくてよかったと思ったけれど、ここに来てちょっと両親に悪いことをしたかもしれないと思っている」と複雑な胸中を吐露。食料と日用品の調達のための買い物と、サーフィンなどを含めた運動のための上陸は認められているが、長期におよぶ洋上での“自宅隔離”に戸惑いを隠せなかった。

 仏領ポリネシアはロックダウン(都市封鎖)で観光客は受け入れていないが、“ヨット難民”は受け入れている数少ない地域のひとつ。ちなみにライアテア島の港に停泊している英国出身のロブ・リスゴーさん(57)はこの10週間、誰とも話していない状況で、しかも地元の人たちからは「早くここを出ていってくれ」と“退去”を要請されたことを公表している。

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