緊急事態宣言の全面解除も客はすぐに戻らない 夜の街は手探り再開

[ 2020年5月26日 05:30 ]

 安倍晋三首相は25日、新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言について、北海道と首都圏の東京、埼玉、千葉、神奈川の計5都道県で終了し、全都道府県で解除すると表明した。4月7日に7都府県を対象に初発令してから49日間で全面解除となった。全国的に経済活動が再開される中、神奈川県では27日午前0時に、全ての業種で休業要請を解除。夜の接客を伴う店舗も時間短縮を伴って再開に踏み切る。

 神奈川県が休業要請を解除したことを受け、横浜市内の飲食店関係者は対応に追われた。JR関内駅に近いラウンジ「カリス」の岩間奈々ママはあす27日の営業再開に向け、店内の受け入れ準備を急いでいた。

 ただ一方で県は接待を伴う飲食店の利用は3週間程度控えるよう県民に呼び掛ける。奈々ママは「そもそも解除になっても、お客さんはそんなに戻ってこないと思います」と冷静に現状を分析。通常営業に切り替えたとしても、客が来なければキャストの人件費で赤字になる危険性が高い。それだけに、営業再開後は「完全予約制にして、その人数に合わせて女の子のシフトを考えたい」と苦肉の策で、予約制の店に切り替えるという。

 同じく関内駅に近い「Pub る~じゅ」の清水美香ママも「まだ早いんじゃないかと少し心配です」と複雑な表情。4月1日から休業を続けてきたが、常連客からは「解除になっても怖いから、しばらくは店に行けないよ」と連絡が入るという。店は18人くらいでいっぱいになる小さな店だが、営業再開する場合は「距離を取りたいので、3、4人が精いっぱいですね」と悲観的だ。接客に関しても「マスクをつけての接客は無理」と頭を抱えていた。

 また、ライブハウス「ヨコハマスリーエス」の川本翔大社長は「ずっと配信で対応してきたが、これでリモートではなく、店のステージから配信できる。それだけでもありがたい」と素直に喜んだ。横浜のご当地アイドル「ポニカロード」の活動拠点でもあるだけに「徐々に屋外ライブとか、密にならない広い箱へと活動を広げていきたい」。ただ、握手会などのイベントに関しては「アイドルの子たちはマスクをして、握手も状況に応じてという対応になるかもしれない」と話していた。

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