京都のにぎわい徐々に 緊急事態宣言解除後初の日曜、嵐山のスイーツ店員「4割ぐらい戻った」

[ 2020年5月24日 19:25 ]

緊急事態宣言が解除されて初の日曜日となった京都・嵐山
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 大阪・京都・兵庫の2府1県が、国からの緊急事態宣言が解除となって初の日曜日の24日。国内外から年間5000万人以上の観光客が訪れる京都は「4割ぐらいは客足が戻った感じ」と人気の名所・嵐山の抹茶スイーツ店店員は語った。

 同店では花見の春、紅葉の秋の季節には「1日1000人ぐらいのお客さんでにぎわう」そうだが、緊急事態宣言後は1日100人以下。解除となった23日は200人を超え、この日は久々に朝から大勢の客への対応に追われた。近くの世界遺産「天龍寺」(京都市右京区)の駐車場職員・岩本敬さん(58)によれば「神戸、大阪など国内からのお客さんが増えました。ただ、観光バスはここ数カ月ゼロ。外国人観光客が見当たりません。修学旅行もすべてキャンセル」と説明。インバウンドには、京都でベスト3に入る人気の観光地も、海外からの渡航者がストップし、4月初めから静かな日が続いたそうだ。地元在住の60代夫婦は「昔の嵐山に戻った感じがしてましたね。ノンビリ歩けた」と語った。

 年間600万人、1日最高3万人が訪れる金閣寺(京都市北区)も、緊急事態宣言後は1日平均100人前後の拝観者だったが、解除初日の23日が900人。この日は1000人以上の観光客が訪れた。広島、東京からの国内旅行者はいたが、外国人観光客の姿はチラホラ。アメリカ人3人組は「大阪から来ました」という留学生だった。

 京都の中心部にある錦市場(京都市中京区)も少しずつ客の往来が増えたが、こちらも外国人観光客はごくわずか。お総菜店の店主は「インバウンドの方がお金をたくさん使ってくださるのは事実。でも、地元のお客さんにもゆっくり来てもらいたい。東京や関東地方の(緊急事態宣言)解除が楽しみ。日本の観光客にもたくさん来てほしい」。観光地に人が集まりすぎる「オーバーツーリズム」問題、文化の違いやマナーの問題などからトラブルも発生。経済活動再開は大歓迎だが、京都の人が皆、外国人観光客の増加を心待ちにしているわけではなさそうだ。

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