安倍首相、絶対王政批判に反論 色をなし「私は国会議員の多数に選出され、ここに立っている」

[ 2020年5月22日 19:18 ]

衆院厚労委で挙手する安倍首相
Photo By 共同

 安倍晋三首相は22日の衆院厚生労働委員会で、辞職した黒川弘務東京高検検事長の定年延長を可能とした政府の法解釈変更を巡り、検察OBが絶対王政を確立したフランスのルイ14世に例えて首相を批判したと野党議員に指摘され、色をなして反論した。「私は、民主的な選挙を経て選ばれた国会議員の多数に選出され、ここに(首相として)立っている」と訴えた。

 共産党の宮本徹氏は、松尾邦弘元検事総長らが15日に法務省に提出した意見書に触れ「絶対王政の時代と同じ姿勢だと批判されている。真摯に耳を傾けるべきだ」と主張。首相は「多くの方々が『それは違う』と思うのではないか」と述べた。

 意見書は、国会の権限である法改正の手続きを経ず、内閣による法解釈変更で黒川氏の定年を延長したとして「ルイ14世の『朕は国家である』という中世の亡霊のような言葉をほうふつとさせる姿勢だ」と非難した。

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