コロナ禍を生きる大阪・北新地「お客さん、スタッフから感染者を出すわけにはいかない」

[ 2020年5月20日 05:30 ]

ディーラーがフェースガードを装着してカードを配るIRカフェ
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 新型コロナウイルスの新規感染者が減少傾向にある中、全国でクラスターが相次いだ夜の街でも事業者があの手この手の打開策を模索している。

 休業要請の段階的解除を受け、16日から営業を再開した大阪・北新地のゲーミングスポット「IRカフェ」では入店時に客や従業員の体温を計測し、消毒を促す。マスクはもちろんディーラーはフェースシールドを着用。次亜塩素酸水加湿器を3台設置し、ドアノブなど手が触れる場所の消毒も徹底する。ポーカーは1テーブル10人まで着席してきたが最大6人とした。

 同店の佐々木康裕氏は「お客さん、スタッフから感染者を出すわけにはいかない」と強調し、将来の到来が確実視される第2波、第3波には「休業要請がまた出たらそれに合わせて…の気持ち」。感染拡大の防止と経済活動の両立を目指す吉村洋文知事の方針に賛同し、「ストップ&ゴーを使い分けたい」と再度の休業要請にも迅速に対応するという。

 大阪・舞洲が候補に挙がる統合型リゾート(IR)は2026年度末までの全面開業を目指している。それを見据え、同店ではポーカーにバカラ、ブラックジャックを模擬体験でき、チップを集めても換金はできないが専属ディーラーが初心者にも楽しみ方をレクチャーしてくれる。

 ところがそのIRはコロナの影響で事業者の公募手続きを3カ月遅らせることを決定。万博と平行する工事の進行も不透明とあってまさにダブルショック。100平米近い同店は家賃が月90万円かかり、佐々木氏は閉店を含めて考えたが、「休業要請支援金(100万円)を打ち出してもらえて、様子見ながらまた頑張ろかとなった」とスピード感ある施策に背中を押されたと明かした。

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