専門家が提言 夏の甲子園トライすべき 屋外の野球ができなければ「屋内スポーツは永久にできない」

[ 2020年5月16日 05:30 ]

甲子園球場
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 東京大は15日、都内の医療機関を5月1~2日に受診した500人の血液を調べたところ、過去に新型コロナウイルスに感染したことを示す抗体が3人(0・6%)見つかったと発表した。厚生労働省が同日公表した別の調査でも、都内では500人中3人が陽性と同じ結果となった。人口で推計すると東京では約8万3880人が感染している計算。米ニューヨークの約14%、スペインの約5%に比較すると日本の感染割合は格段に低いことになる。

 スポーツ界では夏の全国高校野球選手権が中止の方向となるなど自粛ムードが続くが、この数値を鑑みた上でWHOの新興・再興感染症チームに従事した経験を持つ医師でジャーナリストの村中璃子氏は開催を提言。「トライすべき。夏に屋外でコンタクトの少ない野球ができなければ、他の屋内スポーツは永遠にできない。甲子園に行く夢をかなえたい高校生に感染防止対策を徹底させる指導も学校教育のうち」と徹底した対策をした上で取り組むことを訴えた。

 「ウイルスの活動の弱い夏にトライ&エラーを経験し、対策を学び秋冬に備える必要がある」とも強調。球児にとって夢舞台だけに、このまま中止となるのは、あまりにもやりきれない。

 《東京、大阪、宮城で1万人の抗体調査》厚労省は6月から東京都、大阪府、宮城県で1万人規模の抗体調査を実施する。宮城県によると、年齢や性別のバランスを考慮して約3000人を選び出して協力を依頼。市役所や町役場で採血して抗体が含まれるかどうかを調べる。結果は本人に伝える予定。大阪府も約3000人が対象となる。

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