ポーカー賭博で現行犯逮捕 緊急事態宣言後に客が急増 3密の中で連日営業

[ 2020年5月12日 05:30 ]

 警視庁組織犯罪対策特別捜査隊は11日までに、東京都千代田区のオフィス街にある雑居ビルでポーカー賭博場を開いたとして、経営者の菅野孝幸容疑者(37)=足立区=と20~30代の従業員の男女3人を賭博開張図利容疑などで現行犯逮捕した。店に居合わせた20~70代の客の男13人も賭博容疑で現行犯逮捕され、いずれも容疑を認めているという。

 菅野容疑者ら4人の逮捕容疑は8日夜、千代田区岩本町3丁目の雑居ビル2階に賭博場を開設し、客にポーカーをさせ、手数料を徴収するなどした疑い。

 組特隊などによると、違法ポーカー店は19年9月にオープンし、毎週末の深夜から明け方にかけて営業を行っていた。新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言が発令された4月上旬以降は、客足が急増。連日店を開けるようになり、1日平均20人が来場して、これまでに約5000万円を売り上げたとみられる。菅野容疑者らは「緊急事態宣言中だから警察は来ないと思っていた」と供述。客らは「外出できないことがストレスだった」「外出自粛に飽きて賭博をやりに来た」と話しているという。

 店が入るビルの1階は公衆喫煙所になっており、深夜閉鎖された喫煙所を通って入店できる仕組みになっていた。店内は換気が悪く、組特隊が店に踏み込んだ際には、捜査員が感染対策でマスク、ゴーグル、手袋を着用。取り調べの際には防護服で臨んでおり、関係者は「賭博場は3密そのもの。こんな形で容疑者と向かい合うのは聞いたことがない」と話している。

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