米国、感染者が世界最多に 8万人超で中国、イタリア抜く

[ 2020年3月27日 07:47 ]

 米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は26日、米国の新型コロナウイルス感染による死者が1100人を超えたと報じた。感染者は急増しており8万1千人を超え、中国やイタリアを抜いて世界最多になった。ただ死者数はイタリアやスペイン、中国などを大きく下回っている。

 米国で最も感染が拡大している東部ニューヨーク州のクオモ知事は26日の記者会見で、州の死者が1日で100人増え、385人に達したと語った。人工呼吸器の不足を受け、1台を患者2人に装着する技術を承認したことも明らかにした。

 米メディアによると、ニューヨーク市のコロンビア大付属ニューヨーク・プレスビテリアン病院が「人工呼吸器シェア」を開始。全ての患者に適用できるわけではないが、2人に装着しても1人当たりに供給できる酸素量は減らないという。

 クオモ氏は「通常、人工呼吸器を装着するのは3~4日だが、新型ウイルス感染症の患者は11~21日必要だ」と説明。州内に数千ある麻酔器を人工呼吸器に利用することも始めており「国中から人工呼吸器を買い集めている。もっと必要だ」と強調した。

 クオモ氏によると、26日午前時点の州内の感染者数は約3万7千人で、米国全体のほぼ半数。州の入院患者は1日で4割増えて約5300人となり、うち1290人が集中治療を受けている。(共同)

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