WHOのテドロス事務局長 G20首脳に警告「積極的な対策を講じなければ、数百万人が死ぬかも」

[ 2020年3月27日 04:51 ]

 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は26日、新型コロナウイルス感染症を巡り20カ国・地域(G20)首脳が同日行った緊急テレビ電話会議で「全ての国が積極的な対策を講じなければ、数百万人が死ぬかもしれない」と警告し、各国が感染拡大防止に全力を挙げるよう訴えた。

 会議後、WHOが発言内容を公開した。テドロス氏は「これは全世界が対応することが必要な世界規模の危機だ」と強調。「今われわれが取る行動が今後数十年にわたって影響を及ぼす」と訴え、自分たちの命が懸かっていると思って闘うよう強い口調で呼び掛けた。

 また多くの国で取られている外出制限や休校措置、商店の営業停止などだけでは「感染拡大を終わらせることはできない」と指摘。この間に治療態勢を充実させ、検査や感染者の隔離、感染経路の特定などに取り組むことは「選択肢ではなく義務だ」と言明した。

 マスクや手袋など、感染者の治療に当たる医療従事者が必要な物資が世界的に不足している状況の改善も要求。増産や、他国への禁輸措置解除に加え、必要としている国に物資が公平に行き渡るよう各国に求めた。

続きを表示

「志村けん」特集記事

「薬物問題」特集記事

2020年3月27日のニュース