新型コロナ死者2万人超す わずか5日で倍増、欧米で拡大 最多はイタリア

[ 2020年3月26日 09:09 ]

閑散としたローマの通り(AP)
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 米ジョンズ・ホプキンズ大の25日の集計によると、新型コロナウイルス感染症による死者が世界全体で2万人を超えた。20日に1万人を上回ったばかりで、わずか5日で倍増。感染者も45万人以上となった。欧州に続き、米国でも感染者が急増しており、拡大局面が続く中、新たな展開を見せている。

 死者が最も多いのはイタリアの7503人で、3647人のスペインが続く。両国は、3月中旬以降はほぼ横ばいで推移してきた中国の死者数を上回っている。

 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は25日の記者会見で、死者は今後も確実に増えると予測し「どれだけ(死者数が)上積みされてしまうかは、われわれの行動にかかっている」と警戒を促した。外出制限などを導入している国に対し、治療態勢の充実や、感染者や疑い例の把握など、一層積極的な方策を取るように求めた。

 テドロス氏はまた「150以上の国・地域では、感染者はまだ100人未満だ」と指摘。特にこれらの国に対し、今後爆発的な患者増を受けた医療体制の崩壊などを招かないためにも、封じ込めに注力するよう訴えた。

 WHOの24日付状況報告によると、欧州地域事務所管内(旧ソ連諸国を含む)が感染者の約52%、死者の約63%を占めており、依然として欧州の被害が大きい。ただし前日からの新規感染者の約27%は米国から計上されており、増加ペースが顕著になっている。米メディアによると米東部時間25日時点で、米国の感染者は6万3744人。897人が死亡した。(共同)

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