東京五輪“1年程度”延期…政界反応さまざま、与党「一種の賭け」

[ 2020年3月25日 05:30 ]

五輪開幕を待つ国立競技場
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 東京五輪の1年程度の延期方針が固まり、自民党からは「やむを得ない判断だ」「落ち着くところに落ち着いた」と冷静に受け止める声の一方で、「1年後の新型コロナウイルスの感染状況は読めない。一種の賭けだ」(閣僚経験者)との指摘も出た。

 下村博文選対委員長は「五輪がつぶれないように、新型コロナ対策を的確に打つことが重要だ」と強調。中谷元・元防衛相は「選手の選考など複雑な調整を乗り越えて、より充実した大会を目指して全力を挙げてほしい」と注文を付けた。若手議員は判断を支持しつつ「1年程度」とした延期幅に関する明確な説明が必要だと訴えた。

 党ベテランは「判断は遅きに失した。選手のことを考えればもっと早く決断するべきだった」と批判。ある党幹部は「経済を中心にさまざまな影響が出る」と述べ、新型コロナに加え、五輪延期による景気後退を懸念した。

 《野党も延期容認へ》野党は、東京五輪延期について、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ容認する姿勢だ。政府には経済面での影響に配慮を求めた。ただ「なぜ1年か、政治的な思惑があるのかは、確認しないといけない」(共産党の小池晃書記局長)との声も上がった。
 立憲民主党の逢坂誠二政調会長は取材に「残念だが、現下の情勢が厳しいことの裏返しだろう」と指摘。「(延期で)さまざまな影響が出る。十分な配慮が望ましい」と要望。国民民主党の玉木雄一郎代表は「選手の命と健康を最優先に考える上で妥当な判断」と歓迎した。経済的なマイナス面に対して十分な対策を講じるよう求めた。

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