世界の感染者 1週間で倍増30万人 「第2の震源地」イタリア致死率約9% 外出禁止守られず感染拡大

[ 2020年3月23日 05:30 ]

 共同通信の集計や世界保健機関(WHO)などの発表によると、新型コロナウイルスの感染者が22日、世界全体で30万人を超えた。18日に20万人、20日に25万人を超えたばかり。15日に感染者が15万人を上回ってから約1週間で倍増した。

 中国の次に「第2の震源地」となったイタリアでは21日、死者数が前日比で793人増え4825人になった。感染者は6557人増の5万3578人に達した。死者・感染者共に1日の確認数としてはこれまでで最多。致死率は約9%で依然高い。イタリアでは今月10日から外出が原則禁止となっているが、これを守らず出掛ける市民が続出しており感染拡大が止まらない要因になっているとみられている。

 スペインでは、保健省によると22日までの感染確認者は2万8572人でイタリアに次ぐ数字。前日の集計から一気に約4000人増加した。死者数は約400人増えて1720人に達した。

 《アフリカでは1週間で5倍》アフリカでも感染者が急増している。54カ国のうち約40カ国で感染者が出て21日に計1000人を超え、人数は1週間で5倍以上になった。十分な保健医療がなく検査態勢も不十分で、実際は1000人を大きく上回っている恐れもある。南アフリカのメディアは、感染拡大阻止に失敗した場合「最悪、国内で約35万人が死亡しかねない」との予測を報じた。ケニアの首都ナイロビで、タクシー運転手の男性は「その日暮らしの人が多く、仕事をしないと生きていけない。外出が制限されたら、困窮者が続出し治安も悪化するだろう」と懸念を口にした。

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