ダイヤモンド・プリンセス号 船内の消毒作業開始 150人体制 3月中の完了目指す

[ 2020年3月18日 20:41 ]

 米船会社「プリンセス・クルーズ」は18日、横浜港で新型コロナウイルスの集団感染が発生したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」船内の清掃および消毒作業を、世界的な災害復旧専門会社「ベルフォア社」とともに3月上旬から開始したと公式サイトで発表した。消毒作業は150人体制で行っており、3月中の完了を目指す。同社のライ・カルオリ副社長は「船の復旧についてご心配の方も多いことと思います。今後も透明性をお約束するため弊社の計画を随時お伝えします。これからもダイヤモンド・プリンセスの最新情報を引き続きお届けする予定です」とコメントした。

 発表は以下の通り。

 現在、横浜港に停泊中のダイヤモンド・プリンセスの消毒作業の内容は、世界保健機関 (WHO)と米国疾病管理センター (CDC) 、日本の国立感染症研究所の指示の下で策定され、厚生労働省からの承認を受けました。

 <消毒体制について>環境衛生および感染予防管理の専門家など約150名体制で消毒作業が進んでおり、3月中の作業完了を目指しています。プリンセス・クルーズのチームメンバーと作業員は、適切な防護装備を装着し、十分な注意の下、作業にあたっています。

 <処理の対象と消毒方法について>船内のリネン、タオル、枕、寝具、マットレスカバー、マットレス、シャワーカーテンは適切に処分し、新品と取り換えます。ゲームコントローラーを含むゲーム、おもちゃ、本、パズル、カード類をすべて処分し、新しいものと交換します。手が触れた部分や人通りが多かったエリアは、加速化過酸化水素を使った消毒剤バイロックス(Virox)で消毒します。バイロックス(Virox)は高い効力と安全性ならびに環境の持続可能性が確保された、特許技術を持つ除菌剤です。ドレープ、布製の装飾品、家具、カーペットもバイロックス(Virox)のソリューションによりHEPA(※1)規格の吸引掃除機とカーペット掃除機で厳重にクリーニングします。船のHVACシステム(※2)も徹底的に消毒し、空気処理機のフィルターを高性能エアフィルターであるHEPAフィルターと交換します。また、船から出るすべての廃棄物は、厚生労働省の監督の下で、廃棄物管理会社によって適切に運搬、処理されます。

 (※1)空気中に含まれるゴミや塵埃などを取り除くための高性能フィルターの一種
 (※2)暖房、換気、および空調(Heating, Ventilation, and Air Conditioning)に関するシステム

 <監視および監査について>米国環境コンサルタント企業「CTEH社」が、消毒作業のプロセスを監視および監査します。本消毒作業の開始に伴い、プリンセス・クルーズ副社長のライ・カルオリは以下のように述べています。「船の復旧についてご心配の方も多いことと思います。今後も透明性をお約束するため弊社の計画を随時お伝えします。これからもダイヤモンド・プリンセスの最新情報を引き続きお届けする予定です」

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