芥川賞に古川真人さん「背高泡立草」、直木賞は川越宗一さんの「熱源」

[ 2020年1月15日 20:08 ]

第162回芥川賞に決まった古川真人さん(右)と直木賞に決まった川越宗一さん=15日夜、東京都内のホテル
Photo By 共同

 第162回芥川賞、直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が15日、東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれ、芥川賞は古川真人さん(31)の「背高泡立草」(「すばる」10月号)に、直木賞は川越宗一さん(41)の「熱源」(文芸春秋)に決まった。

 古川さんは福岡市生まれ、横浜市在住。デビュー以来、九州の小さな島にルーツを持つ一族の物語を書き継ぎ、受賞作では長崎の島での過去と現在の出来事を断章を連ねるようにつづった。選考では「土地に根付いた歴史の重層性を巧みにすくい上げた」と評価された。

 川越さんは鹿児島県生まれ、大阪市出身、京都市在住。2018年に松本清張賞を受けデビュー。受賞作は樺太が舞台の歴史小説。近代化の波にのみ込まれていくアイヌ民族の人たちの信念と運命を描き「近年まれに見る大きなスケールの小説世界」と称賛された。

 賞金は各100万円。贈呈式は2月下旬、東京都内で開かれる。

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