菅官房長官、民主党に責任なすりつけ…「桜を見る会」名簿問題で“迷走”

[ 2020年1月15日 05:30 ]

記者会見する菅官房長官の発言は午前と午後でぶれぶれ
Photo By 共同

 菅義偉官房長官は14日の記者会見で、内閣府が「桜を見る会」の2013~17年度の招待者名簿を、適正に管理していなかった問題について、民主党政権の対応を引き継いだのが原因と説明した。

 招待者名簿は、公文書管理法で「行政文書ファイル管理簿」に記載が義務付けられているが、これを怠っていた。菅氏は「(民主党政権の)11、12年も記載せずに破棄していた。その取り扱いが漫然と引き継がれたようだ」と述べ、「事務的な記載漏れ」としてきた従来の説明を覆した。

 ちなみに民主党政権で「桜を見る会」が開催されたのは10年の1度だけ。責任転嫁するような発言に、記者が「民主党政権にも責任があるという考えか」と問いただすと、消え入りそうな声で「(民主党)政権自体に責任があるとは申し上げていない」と答弁した。

 午前の会見では、廃棄したと説明してきた招待者名簿の有無を再調査する意向を示したが、午後には「これまでの調査で既に廃棄したということであり、再調査は考えていない」と一変。大きく発言がぶれ、一貫性がみられない場面があった。

 政治アナリストの伊藤惇夫氏は、菅氏の答弁について「菅氏は安倍首相の前で“武蔵坊弁慶”のように立ちはだかり、野党の追及の矢を受け続けてきた。だが自身の求心力の低下もあって“もたない”と感じ始めた可能性がある」と指摘した。

続きを表示

「ジャニーズ」特集記事

「騒動特集」特集記事

2020年1月15日のニュース