イラン「誤射」認める 航空部隊司令官「全ての責任は我々にある」

[ 2020年1月12日 05:30 ]

 イラン軍は11日、首都テヘランで8日に墜落したウクライナ機について、軍が誤って撃墜したと認める声明を発表した。

 イラン軍は「墜落は事故」との主張を一転して撤回。同国当局が安全保障や国防に関わる主張を撤回し謝罪するのは極めて異例。客観的で明確な証拠が存在し「事故」との主張は維持できないと判断したとみられる。

 ウクライナ国際航空のボーイング737―800は8日、テヘランの空港からウクライナの首都キエフに向かって離陸した直後に墜落。イラン人、カナダ人、ウクライナ人らの乗客と乗員計170人以上全員が死亡した。

 撃墜は、イランが有力司令官殺害への報復としてイラクの米軍拠点を攻撃した約5時間後に発生していた。

 イラン革命防衛隊の航空部隊を率いるハジザデ司令官は「全ての責任は我々にある」と述べた。ウクライナ機をミサイルと誤認した防空システムの操作者は、上官に許可を得ようとしたとみられるが、連絡がつかず、結果的に許可なくミサイル発射という決断をした。操作者は短時間での意思決定を迫られていたという。「何かを隠そうとしたことはない。調査によって何が起きたか明確になったのは10日朝だった」と弁解した。

 撃墜ではないとの主張を繰り返してきたイラン航空当局については「真実を知らなかった。責任はない」と指摘した。

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