国母被告の弁護人 初公判でビックリ弁護「イチローのような国民栄誉賞級の人物」

[ 2020年1月9日 05:30 ]

初公判を終え東京地裁を後にする国母被告(撮影・木村 揚輔)
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 米国から大麻約57グラムを密輸したとして、大麻取締法違反罪などに問われた元五輪代表のプロスノーボーダー、国母和宏被告(31)の初公判が8日、東京地裁で開かれ、起訴内容を「間違いありません」と認めた。

 先月3日の保釈時と同様、ひげは生やしたまま。髪の毛は整え、黒いスーツ姿。14歳の時に大麻を始めたと明かし、幼いころから米国での生活が中心だったため、コミュニケーションの一つとして吸うようになったと説明。日本では20代前半で所持するようになったという。大麻の購入先については黙秘した。

 驚くような弁護も展開された。弁護人は「大麻入門」の本などを地裁に提出し、日本の大麻取り締まりを猛批判。被告人質問では、国母被告の功績を強調し「イチローのような国民栄誉賞級の人物」と絶賛。五輪メダリストの海外のスノーボード仲間ら5人による嘆願書を提出し、刑を軽くするよう求めた。

 しかし、村田千香子裁判長は嘆願書の受け取りを却下。「スノーボード界から失望とか叱責(しっせき)の声は届かないのか」と聞くと、国母被告は「届かない」と言い切った。妻からは数回、やめるように注意されたことがあったという。

 国母被告は「たくさんの人に迷惑を掛け反省している。もうこのようなことはしません」と謝罪したものの、今後も大麻と関わる意向を表明。村田裁判長に「関与をやめるのか」と聞かれると「繊維として利用するとか、オイルを抽出するとか、全てが違法ではない。日本では吸うことが違法なので、違法なことはしません」と答え、大麻断ちを約束することはなかった。

 検察側は「反省の態度は希薄で再犯の可能性は高い」として懲役3年を求刑し結審。判決は28日に言い渡される。

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